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納豆摂取と血栓分解産物(FDP)

健常人5名のボランティアの方に対して、機能成分が多く含まれる納豆を摂取した後の血液中の血栓分解産物(FDP)をラテックス凝集法で測定し、FDPの変化をグラフにしたものです。(図2)

Controlは、納豆を1回摂取したものです。2daysは、2日後2回目を摂取させたもの、4daysは、4日後さらに3回目を摂取させたものです。その値は、1回の納豆摂取で4時間後急激に増加し、その後6時間後、8時間後と減少するのがわかります。

しかも、その納豆摂取によるピーク値は1回食べたときに比べて2回、3回と食べ続けていると減少していきます。つまり継続的な摂取により血栓(フィブリン)が徐々に溶けていくことがわかります。