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ナットウキナーゼ
抗ウイルス作用
スパイクタンパクを分解し、ウイルス感染防止作用をインビトロにて検証
ナットウキナーゼがウイルスタンパクに対する分解活性が存在するか調べたところ、ナットウキナーゼで新型コロナウイルススパイクタンパクやインフルエンザウイルスヘマグルチニン(HA)タンパクは分解され、ごく少量の酵素量で分解が起こることが試験管内の試験で確認されました。
これらの結果、感染症を予防するうえで、ナットウキナーゼがウイルス側の感染因子であるスパイクタンパクを分解する効果が期待できることを意味しています。感染に関係するウイルススパイクタンパクを分解すれば、ウイルスが口腔や鼻腔粘膜(気道)に付着して感染を引き起こすことができなくなり、ウイルス感染症への予防効果が広く期待されます。
※出典:Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療)2022;50(5)781-787